日置桜　（ひおきざくら）

日置桜は、鳥取県鳥取市の山根酒造場（明治20年創業）が製造する銘柄。
旧正月の頃満開となる桜の名木があり、春を待つ心に酒を酌み交わす意を込めて「日置桜」と名付けられています。
「米に対する思いと農家との取り組み、生もと造りの探求とブレンダーの技術は中国地方の筆頭」との評価もある蔵元です。

日置桜　伝承強力　純米吟醸
鳥取原産の酒造好適米「強力」。 強力は、大正時代に生まれ酒造家垂涎の的とされましたが、150cmという草丈のあまりの高さから栽培が難しく、戦後はその姿を消しました。 日置桜では、昭和61年に鳥取大学に原種保存されていた一握りの種籾を育苗し復活に成功させました。

どっしりした酸をベースに、緻密で凝縮された旨味を備えた味わい。 山吹色に輝く風貌の中に、強力米の主張を感じさせる一本です。

熟成するとその味わいは豹変し、何ともいえないコクが現れます。典型的な秋あがりタイプの味吟醸です。

重厚な力強さ。酸の切れが良く味に幅があります。

特有の酸味が特徴で、お燗が大変美味しいのも強力の個性の一つです。

1.8L　3,000円／720mL　1,575円（税別）

日置桜の純米酒は協会７号酵母で仕込み、鳥取県産「玉栄」の米の旨味を引き出すことを最優先した造り。
米のポテンシャルを最大限に引き出して味わい深く伸びやかな風味を表現しています。


凝縮した旨味成分が、お燗でさらに柔らかな口当たりに。裏側で支える酸味と絶妙のハーモニーを奏でます。

酸がしっかりしているので、コッテリ系や少々脂っこい料理にも合わせやすいと評判

燗酒がおすすめです。

1.8L　2,350円／720mL　1,120円（税別）

地元の篤農家に栽培方法まで指定し、低農薬・低肥料条件をクリアした１等米以上の酒米によって醸されるお酒です。
漫画｢美味しんぼ｣でも紹介され、根強い人気を誇る逸品・日置桜の純米吟醸　特醸純米酒。
豊かな吟味と綺麗な酸味のアクセントが特徴で、ぬる燗にして頂くとさらに美味しく頂けます。

大変細やかな手作業によって仕込んでいるので、量産はしておりませんが、酒造りの美学に共鳴頂ける方々にご愛飲頂ければ大変幸せに存じます。（蔵元コメント）

1.8L　3,000円／720mL　1,500円（税別）