花巴　(はなともえ)

花巴は、奈良県吉野町にある美吉野醸造が醸す銘柄。
世界遺産大峰山の麓に位置し、千本桜で有名な奈良県吉野で豊かな自然の恩恵を受け、手造りならではの「米の旨味が伝わる酒」を醸しています。
銘柄の由来は、吉野山の桜の広がり、もしくは桜吹雪を表しているとされています。

蔵独自の味わいを追求するため、蔵つきの天然酵母を育てて醸した深みのあるお酒です。
酸の雰囲気が異なる「速醸」「山廃」「水もと」の三種類をラインナップしております。
（26BY裏ラベルより）

最近流行の無濾過生原酒ですが、いわゆるキレイな純米の無濾過生ではなく、山廃らしいクセのある純米生原酒です。
特に酵母無添加で、蔵つきの自然酵母で醸した酒質は、華やか爽やかさとは一線を画した、複雑で野性味たっぷり。旨味の乗った酒らしい酒質。
花巴らしい、ややキツめな喉越しで、スパッと酸が切れよく断ち切ります。
1.8L　2,700円／720mL　1,350円（税別）

乳酸菌や酵母菌を添加せず、蔵に代々住み着いた酵母菌を育てて醸す蔵元独自の個性を表現したお酒・花巴　山廃純米備前雄町

含むとどっしりとした旨味と豊かなコク、ほんのり甘酸っぱさも

雄町米の特徴がよく出ており濃醇なうまみと酸味を備えています。

1年～2年の熟成を経て味わいが整ってからの出荷です。

ほのかな甘味と、それを包み込むような酸味と旨味をが調和していて、この蔵らしい味わいに仕上がっています。 飲み応えのある一本

1.8L　3,000円／720mL　1,500円（消費税別）

花巴　山廃純米吟醸　酵母無添加　五百万石
やや甘味を帯びた香り。含むと柔らかいが十分なコクととろりとした甘味を感じます。心地良い酸を持ちなめらかで角がなく、芳醇な風味を楽しめます。

麹をしっかり作り込めれば、仕込みは奈良の風土、蔵の性格、代々受け継がれてきた環境の中で自然に育ててゆく山廃美吉野流。蔵元杜氏・橋本氏の想いがたっぷりつまった一本です。

「濃醇な酒質になる"総破精"という麹づくりで、旨味たっぷりの酒を醸す。年々バランスが良くなり、今後も楽しみ」（山中酒の店）

膨らみのある旨味と、酸の融合が見事（dancyu 2013.03号）

1.8L　2,700円／720mL　1,350（消費税別）