七本鎗　(しちほんやり)

七本鎗は、滋賀県長浜市にある冨田酒造が醸す銘柄。
一部のラベルには、12代蔵元と交流のあった北大路魯山人の篆刻を使用しています。
滋賀県長浜といえば羽柴秀吉の元で功名を上げた若手武将を指す「賤ヶ岳の七本槍」で有名ですが、こちらは「鎗」で表記します。
篤農家との協力で「玉栄」「吟吹雪」「渡船」「山田錦」といった滋賀産の品種にこだわっています。

「雪深い琵琶湖の最北端　北国街道沿いで天文年間より酒造を始め、十五代目となる現在も、江戸時代の酒倉で厳寒造りの少量吟味醸造を守り続けております。
地元篤農家に依頼している減農薬栽培米を中心にして豊富な地下水を使い、清酒本来の旨味や色・香を大切にした仕込です。」（箱書きより）

七本鎗の特別純米酒

長浜市のもりかわ農場（森川勝氏）による滋賀産減農薬栽培の玉栄を100％使用した特別純米酒。
農薬・化学肥料を通常の5割以下に減らし、周辺環境への負荷を抑えた圃場で作った酒米です。

酵母に1701号酵母という吟醸系の酵母を使用した特別純米。そのため、控えめながら吟醸香を感じられる酒質に仕上がっています。

地元名産の鮒寿司や鴨鍋など個性の強い料理にも合うお酒です。

フルーティーや爽やかさとはやや縁遠く、骨太で少々クセのある後味は、食中酒向き。

720mL 1,470円（税別）

七本鎗　純米

軽快な飲みやすさがありながら、芯の通った味わいの純米酒




料理との相性も幅が広く、万能タイプです。



1.8L　2,400円（税別）

明治28年に農事試験場で誕生した「滋賀渡船6号」は、その後、栽培の困難さから姿を消しました。 2004年に見つかった種籾から復活・増産に成功。幻の酒米といわれた渡船を使った七本鎗の純米「渡船77％」






低精白、77％精米の純米酒。酸味のきいた辛口の食中酒です。



1.8L　2,900円（税別）

七本鎗　純米吟醸

コクがありキレもよい、落ち着いた味わいの辛口




しみじみと旨さが伝わる通好みの純米



1.8L　3,770円／720mL　1,680円（税込）